授業紹介人間福祉学部CBL実習

人間福祉学部 講師
李 省翰LEE SungHan

ソーシャルワーカーとしてのスキルを習得し、新たな社会資源を地域の人びとと共に作り出していく

現代社会は、新たな社会問題を様々な形で生み出してきています。そうした社会問題に果敢に挑戦し、社会や地域をよりよくしていくために尽力する人材が求められています。
CBL(community Based Learning)は、社会資源を効率的かつ有効に活用し、だれもが納得できる方法を示し、地域をリードしていくスキルを習得する実習科目です。また、このような実習を通してソーシャルワーカーとしてのスキルを駆使し、社会や地域を強くするために新たな社会資源を地域の方々と協働して作り出していくことができます。
佐久大学人間福祉学部でCBL実習を体験し、ソーシャルワーカーとして必要な福祉スキルを高め、「つよい社会・地域」づくりに貢献する人材を目指しましょう。

CBL実習の様子

先輩の声

人間福祉学科 1年(当時)
長野県 岩村田高等学校出身

「CBL実習Ⅰ」では佐久地域の公民館で開催されている俳句の会を通じて、地域福祉の現場を体験しました。内容は地域の高齢者12名が集まり、俳句を発表して評論をし合うもの。私も事前に俳句を勉強して自作の句を作り、参加したのですが、座学で人とのコミュニケーションの重要性を学んで実習に臨んだおかげでスムーズに交流することができました。高齢者の中に混じることで、公民館という交流の場があることの重要性、人と直接関わることの大切さを実感。入学後は座学が多く、挫けそうになることもありましたが、人と関わり人を助けるためには座学も大切であることがわかりました。